【予約開始】真打・クラウンセダンは730万円から。5m×1.8m超え、初のFCEVも
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 61
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トヨタは11月2日、新型「クラウンセダン」を発表。同日より注文受付を開始した。発売は13日を予定している。
トヨタは昨年、クラウンのDNAである「革新と挑戦」を受け継ぎつつ、ユーザーの多様な価値観やライフスタイルに合わせ、一挙に「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4種類のクラウンを公開。クロスオーバーを皮切りに、先日発表されたスポーツに続き、満を持してクラウンの「型」であるセダンの発表となった。
新型クラウンセダンは、パーソナルユースからビジネスユースまで対応する「ニューフォーマル」をコンセプトに、快適性と上質な走り、ショーファーニーズを満たす広々としたくつろぎの空間を備えた。さらに、クラウン初となる燃料電池車(FCEV)をラインアップしたのもトピックとなっている。
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全長×全幅×全高=5030×1890×1475mm。全長は5mオーバー、全幅はクラウンの不文律である1800mmをついに超え、日本の道路事情を反映したドメスティックセダンからグローバルを意識したモデルへと生まれ変わった。
エクステリアでは、ニューフォーマルなセダンとして、FRプラットフォームを活かした水平基調の伸びやかなプロポーションを採用。ヘッドライト周りの意匠は、最近のトヨタ車のアイコンとなっている「ハンマーヘッド」を採用し鋭さとワイド感を演出した。さらに、縦基調パターンを施した大型台形グリルにより存在感を強調し、リアは横一文字のテールランプでワイド感を表現する。
インテリアでは、大型の杢目調パネルを採用し、「アイランドアーキテクチャー」と呼ばれるデザイン処理により、落ち着きと広がりのある室内空間を生み出している。
また、ホイールベースを3000mmとすることで、ゆとりある足元スペースを実現。リラクゼーション機能や電動式サンシェードなどのも装備する。
パワートレインはFCEVとHEVの2種類を設定。FCEVは、燃料電池車「MIRAI」と同じFCシステムを採用し、1回あたり約3分の水素充填で約820km走行可能な3本の高圧水素タンクと燃料電池を搭載する。HEVは、トヨタとして初採用となる新開発の2.5Lマルチステージハイブリッドシステムを採用した。
なお、FCEVは住宅などへの外部給電に対応するほか、両パワートレインとも、走行中以外でも非常時給電システムとして給電可能なAC100V1500Wのアクセサリーコンセントを備えている。
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新型クラウンセダンの価格とグレードは以下の通り。11月9日からはサブスクリプションサービス「KINTO」での取り扱いを開始し、こちらは月々10万8130円~(税込)となっている。
ボディサイズといい、FCEVのラインアップといい、従来までのクラウンセダンのイメージを大きく変える、新時代のクラウンセダンの船出である。
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